自作も含めた周辺機器


PTTスイッチ

開局当時はMC-50のPTTをそのまま使っていたが、その後仲良くなったOMからマイクロスイッチをPTTとして使うことを教えて貰い、以後このスイッチを愛用している。
※現在MC−50は使っていません。

マイクロスイッチと言っても色々あるが、愛用のものはオムロンのVV−5−1A44という型番の物だ。 このスイッチ、接点がまるでフェザータッチのように軽くそれでいて適度な切れ(節度)があるので長時間運用でも全く指が疲れない。
このスイッチでCWが打てる位に快適。

QSO中はこのスイッチを握って運用するわけだが、このスイッチとマイクコネクターを繋いでいるシールド線を少し長めにしてある。 こうすれば、話しているときに何かをとるためとかで少し姿勢をずらせたり、席を立ってもPTTを握ったままでいられるので話の腰を折ることがない。

残念なのは、現在ではこの型番が見あたらず同じタッチのスイッチが見あたらない。 我が家のリグはHFは自作のマイク切換器で切り替えるが、ほかのリグにもこのスイッチを使っている。 


NOISE AWAY(bhi)

長らく使ってきたTS-940SからMarkX FT-1000MPに換えて愕然とした事がある。
音質への不満はとにかく、煩くてザワザワしている・・・・ぼくにとっては。 開局以来使ってきたTS-520Vとは比較しようもない。

確かに混信除去機能などの進化は認めるにしても、SNに付いては???
IPOやEDSPは付いていても、これを使うと信号強度も低下するし了解度も頂けない。 正直言って以前使ったことのあるFT-1021の方が遙かに良い。
何とかこれを改善できないかと物色していた所、海外のサイトでbhiというイギリスのメーカーでNOISE AWAYと言う製品の存在を知った。
使用リポートの紹介
YouTubeでの運用中の動画

パルス性ノイズなどに対応する物ではないが、リグとスピーカーやヘッドフォンの間に入れてDSPでノイズを除去する製品らしい。 元の信号を傷つけることなく、ノイズを除去するとのうたい文句で、Sが0から1レベルの信号でも目的信号を消すことなくノイズを除去してくれると言う。

YouTubeでNoise Awayと打ち込んで検索してみると幾つかの動画が見つかった。
上記リンク先の画像を見る限り効果は相当期待出来そうだ。 
早速、メーカーサイトに飛んで発注する。
翌日には、メールで発送案内とRoyal Mailの追跡番号が送られてきた。
待つこと5日で品物を受け取ることが出来た。

この製品はDC12〜18Vで300mAの電源供給が必要だ。
FT-1000MPには13.8Vの端子があるのでここからの電源供給を考えていたが、取説を読んでみると最大電流値は200mA。 仕方ないので手持ちのACアダプターで12Vで500mAの物を使って電源供給する。

早速、効果の程を確かめるため7MHzで信号強度の低い信号をとらえて見る。
ノイズの中にようやく了解出来る程度のSSB信号を見つけ、Noise Awayのスイッチを入れる。 ノイズ除去レベルは8段階あり、最大で35dbとなっている。

DSPスイッチを押して行くと・・・・・それまでのザーと言う強力なノイズがサーと僅かに聞こえる程度のレベルに一気に低下する。 それでいて、肝心の目的信号はちゃんと了解出来るではないか。 FT-1000MPのIPOとEDSPも試してみたが効果はNoise Awayとは比較にならない。

この製品はAFラインに挿入するので、ノイズが除去されたからと言ってSメーターに変化が出るわけではないが、聴覚上これは一目瞭然だった。
リグを複数持っている場合、ピンジャックの差し替えだけで簡単にほかのリグでも使える。 オプションで最大6系統まで切り換えできる切換器も有るようだが、これは必要に応じて自作出来る。

bhiではスピーカーと一体化されたものや、もう少し高級なモデルも出ているので興味の有る方は一度ご覧下さい。 なお、bhiのサイトに表示されているのは英国ポンド表示です。
2013年4月時点での購入価格は日本円で¥19,000(送料込み)でした。

マイク切替器

 複数のリグを1個または2個のマイクで切り替えて使いたいので切替器を作ってみた。
切替スイッチはアルプス製のをオークションで落札し、ほかはすべて手持ちの部品と不要になったケースを使用。
切替器の後ろ面にはPTTの端子を出してあるので、先に紹介したマイクロスイッチを繋ぐ。
どのリグに切替てもPTT端子もリンクして切り替わる。
 違うケースで同じ構造のものを作ってあり、U/VHF用に3台までとHF用に3台まで切替可能。


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