エイリアンに出てきそうな未知の建造物・・・・じゃありません。
スペインはバルセロナにあるサクラダ・ファミリア教会です。
この教会、かれこれ100年も造り続けているのに、まだまだ完成は遠い将来の予定で、今を生きている僕等の世代では誰一人、この教会の完成した姿を見ることは無いと言うから残念な話だね。
※もっとも、欧州には完成に三百年、四百年を要した教会が幾らでもある。

穴だらけ(窓)の尖塔はちょっと異様に感じるが、実はこれらは鐘の音を外に逃がすための音の通り窓らしい。 将来、完成の暁にはパイプオルガンならぬ、無数の鐘の音がバルセロナの街に降り注ぐことだろう。

それにしてもだ、アントニオ・ガウディーって建築家、本当は火星人だったんじゃないの? って思ってしまう。 何故かって?
だって、彼の作品が火星の荒涼たる大地にポツンと建ってても、多分何の不思議も感じないのではないかって僕は思ってしまう。

彼の作品は、母の胎内にいる安心感(といっても、そんな記憶は無いが・・・)のような物を感じる。 それとも、彼の脳裏には人間が洞窟で暮らしていた頃の記憶が残っていたのだろうか? 

ところで、僕は新婚旅行でバルセロナを訪れているが、地図も見ずにぶらぶら街を散策したので、この教会には行ってません。 バルセロナで印象に残っているのは狭い街路と、これまたエイリアンの基地のようなグエル公園くらいだろうか。

この写真、本当は建設の為のクレーンなどが写っているのだが、ここではちょっと消えて貰いました。