ブランデンブルク門と、路面に残るベルリンの壁あと。
ブランデンブルク門はアテネ神殿を手本に作られたが、東西分断時には、厳戒な警戒下におかれていた。

1788年着工のこの門は、一見神殿の一部のようにも見えるが、実のところは凱旋門。
パリにあるエトワール凱旋門などとはちと雰囲気が違うが、門の上部に聳える勝利の女神像を見ていると、パリはチュイルリ公園にあるカルーゼル凱旋門を思い出す。

島国に住む我々日本人にとって、今ひとつピンと来ないもの、それは国境。