この写真をみて、ふとベルン(スイス)を想い出した。

アーレ河から見たベルン大聖堂の夜景・・・・・・
まあ、別にこのミュンスターに限らず、昼間見る光景より、むしろ僕はこのようにライトアップされた夜景を見る方が好きだ。

この写真を見て次に頭を過ぎった曲がある。
チェコのトップページで流している、スメタナの『我が祖国』の第一曲目に出てくるヴィシェフラト(高い城)と言う曲だ。
「高い城」と題してはいるが、実際には城をモチーフにしているのではなく、プラハ郊外にある岩山の名前だ。 
この岩山、ただの岩山でなくて、嘗てチェコ最古の王朝があった場所とされていて、この地にはチェコに功績があった人達の墓地がある。 勿論、スメタナやドボルザークもまつられている。

写真は教会のようだけれど、何故か、僕にとってチェコと言うとこの写真のような雰囲気が一番印象として浮かんでくる。






プラハでこの様な塔と言うと、僕は真っ先に火薬塔が頭に浮かぶ。
いや、行ったことはないから判らないんだけどね、TVの番組か何かでプラハのことをやっていて、火薬塔が紹介されていた。
番組で見た火薬塔はもっと黒ずんでいたので、これは違うと思う。

このような塔を見ると、これまたベルンを想い出すなあ。
あそこのは時計塔だけれど、僕はこのような塔のある風景も大好きだ。 別にヨーロッパでなくても、日本でも川越や出石には古い時計塔があるね。 ただ、あれを見ててもさほど歴史を感じることは無いし、周りの景色にとけ込んでいる訳でもないから、それ程親しみを感じることは無かったな。

この道の向こう、あのアーチを越えた先にどんな景色があるんだろう? 小さい頃から色んな景色と出会うたび、毎度のように頭を過ぎるふとした好奇心。