アウシュヴィッツ収容所入り口

このような施設が稼働していた時代、決してこのような所で働きたくもないし、まして入れられたくもない。 そんなきれい事を言ってみても、もし僕がその時代に生き、その場に加害者としていたとして、そんな考えが出来たろうか? まして、事によっては(いや、ほぼ確実に)自身の死を覚悟でこのような理不尽に抗議出来ただろうか?

人類の負の遺産、これは決してドイツにとっての負の遺産というものではないね。
僕ら人類すべてにとっての負の遺産であり、これに目を背けてはいけないと思う。

処刑台の項や「ノブちゃんのパリ便り」の収容所の項でも書いたけれど、もう一度書こう。

ポーランド南部にあるこの小さな町にある収容所(博物館になっている)維持の為に、一番資金を出しているのはドイツであり、一番多い訪問者もドイツ人だと言う。