Shut Down Bangkok 2014



2014年1月13日から始まったステープ元副首相率いる野党、つまり反政府デモ隊によるバンコク中心部封鎖・・・・出張前には、中止した方が良いのではというような意見も出たが、1週間の予定で出かけてきた。

中心部、プルンチット駅からセントラルワールドに向かうと、この大きなショッピングセンター前の大通りが封鎖され、BTSの高架下にステージが設置され周辺はまるでお祭り騒ぎ。
数日前に銃撃戦を起こした部隊がこの場所に移動してきているという情報もあったが、そのような緊迫感は一見感じられない。

今回のタイ出張に限らず、海外では公私両面で色々な体験をさせてもらった。
IRA爆破事件の現場遭遇に始まり、テロリストの嫌疑で連行され拘束、泊まったホテルが翌日爆破されたり、一便違いで飛行機が墜落したり、銃撃戦に遭遇したこともあった・・・・・・別に好んで危険に飛び込んでいるわけではないが、それだけいろいろな危険が世界には散らばっているってことだろう。

われわれ日本人は治安の行き届いた小さな島国にいて、僕自身も含めて、やはり平和に対する感覚が多少麻痺しているんじゃあないか? そう思うことがよくある。
勿論、日本と言う国だけで考えればそれはそれでとっても幸せなことだとは思うのだけれど、残念ながら鎖国時代の日本とは違うんだよね。

このバンコク封鎖、しかも、このエリアのどこでいつ銃撃戦やボンブ(爆破テロ)が起きてもおかしくない状況下、そこにいる人たちはそのような危険に対してほとんど恐れを持っていないようだ。(実際、僕が帰国して一週間後、まさに僕が歩き回っていた場所で爆破テロがあり、2名の死亡者と多くの負傷者が出た。)
危険に対する麻痺・・・・というより、人々の力強さを感じる。


ご存知マックの・・・・・・
タイではマックの看板人形もこうなる。
「ほほえみの国」

仕事場でもホテルでも、どこでもこうして挨拶をしてくれる。
タクシン派も反政府派も、個人個人では皆の中にこの心があるはず。

お寺ではない。
BTSのEkkamai駅を降りてすぐ近くにあるレストランの入り口にある仏像だ。

レンガの塀に囲まれた青空レストラン。

 Home     Back      Next