1. |
タワーのトッププレートにマストベアリングを取り付けているネジ(断面図のネジ@)を取り外す。 |
2. |
センタリング用のネジAを緩め、マストベアリングを少し上方に引き上げ緩めたネジを締めて固定。 |
3. |
マストのトッププレートにタオルを敷く。
理由は、マストベアリング内のベアリングが本体からこぼれても、プレートで跳ねて落下するのを防止するため。当初、段ボールか何かで簡単な受け皿を作ろうと思ったがそこまでは不要と考えタオルを敷くだけにした。
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4. |
マストベアリングに細く切ったガムテープを2〜3か所貼る。(貼付位置は断面図参照)ガムテープをこの位置に貼る理由は、この後、ネジBをすべて外してベアリング台のみを下げるが(写真.1)、この時ベアリング台が滑り落ちて中のベアリングが飛散するのを防止するため。 |
5. |
ネジAを緩めてマストベアリングをタワーのトッププレートまで下げる。 |
6. |
ガムテープを取る。 |
7. |
ベアリングカバーをそっと上方に引き上げ、ネジAを締めると写真.1の状態になる。
写真ではベアリングを取り除いてあるが、実際には断面図のように上下二段にベアリングが敷き詰められている。カバーを外すとき、上段のベアリングがカバーに付いていたり、こぼれ落ちたりする。 当初、段ボールで受け皿を作ろうと思ったのはこのためだが、僕の場合はタオルを敷いただけで問題なかった。 |
8. |
ベアリング台からベアリングを取り出してパーツクリーナーでクリーニングする。
この作業だけはべランダで行った。 写真.2はクリーニング前後のベアリング。
写真.1はクリーニングしたベアリング台の様子。 ベアリング台は上下の二つの部品で構成されている。 |
9. |
下部ベアリング台にベアリングをセットする時、上部ベアリング台が邪魔になるので一旦上部ベアリング台を上方に引き上げ、ガムテープでベアリングカバーに固定する。 |
10. |
下部ベアリング台に薄くグリス(僕の場合はリチウムイオングリスを使用)を塗った後ベアリングを載せ、セットしたベアリングにグリスを適量塗布する。 |
11. |
上部ベアリング台とカバーを留めていたガムテープを剥がし、上部ベアリング台を下部ベアリング台に押し付ける。 |
12. |
10.と同じ要領で上部ベアリング台にベアリングセットと給脂を行う。 |
13. |
ネジAを緩めてベアリングカバーを下げてベアリング台に合わせ、ガムテープで再び固定。
この時、カバーのネジ穴とベアリング台のネジ穴の位置を合わせておく。 |
14. |
マストベアリングを上方に引き上げ、ネジAを軽く締めてからネジBを締め込む。 これで万一ベアリング台を落としても部品は飛散しないのでガムテープを外す。 |
15. |
トッププレートに敷いたタオル又は受け皿を取り除きマストベアリングを下まで下げる。 |
16. |
ネジ@でトッププレートとマストベアリングを固定。 |
17. |
ネジAでマストパイプのセンタリングを行って終了。 |
18. |
作業前の準備で取り付けたマスト足場と固定用のロープを取り外す。 |