ROLSTAR  U.K.



基本デザインはロンソンのStandardと同じようだね。
ひょっとしたら、OEM(Original Equipment Manufacturer) かも知れない。

このライターを手に入れたとき、点火率は3割以下だった。 つまり、10回点火動作させて2〜3回の点火。 まあ、1950年代のライターであるから妥協はしてたんだけど、やっぱり使い辛い。
そこで、分解掃除してみて気がついた。 発火石を押し上げるスプリングが完全にヘタっているじゃないですか。
丁度、友達に貰ったジッポ擬きのライターがあったので、そのライターのスプリングを外し、少し伸ばして装着すると点火率が8〜9割に上がった。 これで実用問題なし。

ズシリと来る重み、そしてつやつやの肌さわり・・・手の中でクルクル回すと、まるで手の中に溶け込んでしまうような一体感を感じるライターだ。  

風のある日は、右写真の様に風防をワンタッチで上げる事が出来る。
ライターを持ったまま、格納されてる風防を親指でチョイと引き上げるだけだ。
それにしても、この風防を引き上げるとこの部分、まるでU−ボートのセイル(司令塔)のようだ。

因みに、このRolstarのライターは、日本に正規輸入された記録が無いらしい。