一昔以上前の話になるが、僕は偶然、TVでスメタナの『我が祖国』を聴いた覚えがある。
演奏場所はコンサートホールではなくて、プラハにあるこのような広場だったと思う。
ラファエル・クーベリックがチェコ・フィルを前に振っていたように記憶するが、もし正しければ、1990年頃、つまり彼が42年ぶりに亡命先から帰国し、「プラハの春」音楽祭に関連した行事の一環として行われたコンサートだったのではないだろうか。
中央に見える黒い山のような物は多分、宗教改革の先駆者でありながら、最後は火炙り刑に処せられたヤン・フス像。 左手に見える大きな教会は聖ミクラーシュ教会で、ヤン・フス像のすぐ右手の赤い屋根の建物はヤンスキー宮殿。 現在はルーブルのように美術館になっている。 その右手に見える初期ゴシック様式の教会はティーン教会。 このサイトのBGMで流れている曲の作曲者であるスメタナの葬儀が行われた教会である。
タケちゃんが駐在するのはチェコではなくドイツだけれど、今回のサイトを作るに当たってどうしてもこのプラハをトップに持ってきたかった。 別にこれと言った意味は無いが、プラハという名前の響きが好きなのと、スメタナの連作交響詩『我が祖国』が大好きだったから、かも知れない。
何れにせよ、東欧は残念ながら行ったことが無いので、これから先、タケちゃんが送ってくれる写真を楽しみにしよう。
そしていつか、時間と懐が許されるようになったら、のんびり旅して回りたいなあ・・・・・やっぱ寝袋しょって、だろうなあ。
勿論、彼の写真に手を加えたり、勝手な文を付けたりと、いろいろやらせて貰いたいと思います。 |