百均製品を使ったサラウンド用エフェクトスピーカー

 
リビング兼ダイニングのスピーカーをScepter10に変更したことと、ヤマハのフィールドプロセッサーを修理したことで、昔のようにサラウンドシステムでのTV番組や映画鑑賞を出来るようにしたくなった。 リサイクル店に行くとBoseの天井設置用SPが結構安価に売られているのだけれど、いかんせんサイズが大きすぎ、存在感がありすぎる・・・・もっとも、Scepter10も十分過ぎるくらいの存在感なのだが。
 そこで、百均のPCや携帯用のスピーカーを使ってみることにした。
ただ、1個ではちと心もとないので1チャンネル当りツインドライブにすることにする。 百均では2個セットで¥300で売っているので、4セットで¥1,200である。 このSPを壁や天井に取り付けるのは、ホームセンターで適当に見繕ってみる。 どんな構成にするかはすでに頭にある。

 入手したのはダイソーの「USBミニスピーカー」と言う製品で2個セットで\300。
このSPの右チャンネル側にはアンプが入っているので、まずはこのアンプ、それからUSBが付いたSPコードを外す。 新たに必要な長さのSPコードを結線し、SP取付用穴を開けて金具を取り付ける。 SP内にカームフレックス(吸音材)を充填して蓋をすればSPは完成。
 スピーカーを壁や天井に取り付ける方法は下の写真のとおり。
この方法だと、小さな穴を4か所/SP開けるだけなので、将来SPを取り外してもあまり目立たない。
SP自体も嘘のように軽いので、天井や壁に負荷をかけずに済むし存在感もあまり感じない。
 なお、SPは軽いので石膏ボードの天井でも問題はないと思われるが、振動もあるだろうから念のため、天井裏に補強の板をあてがってある。 スポットライト近くに取り付けてあるのは、このライト穴から補強材を入れて取り付けたため。
     
 正面用  後部用  後部用を側面から

 サラウンドのエフェクト用SPは出来るだけ点音源となるようフルレンジ1本/チャンネルが良いようだけれど、このSP1本ではあまりにも心もとないのでツインにした。 音量面では問題なく、音質面でも、このシステムを使うのは映画鑑賞だけなのであまり気にならない。 ただ、ミュージカル系の作品を鑑賞する場合はサラウンドにしないかな
 アクションやSF物はこのシステムでも十分過ぎるくらい臨場感を味わえる。
欲を言えば、エフェクト用もしっかりしたSPが良いのだろうけれど、4チャンネル分のエフェクト用SP×8本に、取付金具をすべて含めて¥3,000でお釣りが来ると言うことを考えれば僕にはこれで十分。