さだまさし の曲の中に『風に立つライオン』というのがある。
僕が仕事でヨハネスブルグとプレトリアへ出かけた頃、まだこの曲は出来ていなかったが、アメージング・グレイスのメロディーに載って歌われるこの曲のイメージは、昔よく見た 『野生の王国』と相まって僕のアフリカに対するイメージを未だ大きく支配している。
南アへはホンコンで南アフリカ航空機に乗り換え、モーリシャス経由で行った。
最初はヨーロッパ経由で入ろうか迷ったのだが、何となくモーリシャスが気にかかり、結局、このインド洋通過コースに決めた。
通常はビジネスクラスで移動するが、遠距離の場合はファーストクラスを使わせてもらえるので長時間の禁固刑?にも絶えられる。 何せ遊びではない。
2社の取引先を訪問する内、片方はクレームに拘わる話し合いなので、相当の波乱が予想された。しかも相手はアパルトヘイト(人種遊離政策)真っ盛りの国だ。
移動で疲れてる場合じゃない・・・・・とは言え、心はルンルン気分。
ヨハネスに着きホテルにチェックインし、荷物を部屋に置いた途端にいつもの行動。
そう、カメラ持って街中に飛び出しどんどん歩き回る。 今回も地図は持たない。
ひとしきり歩いてホテルに帰ると、頭がくらくらして吐き気がする・・・しまった、ここは高地。
半時間ほどベッドに横たわってTV見てると気分が良くなった。 |
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